彡(゚)(゚)「エニグマ解読……?」

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    第七話はこちら

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    名無しの歴史部員 2017/08/28(月)23:06:15 ID: ID:VMy

    1946年


    (*^◯^*)「戦争が……終わったんだ」

    (●△●)「……そうだね」

    (*^◯^*)「長かったんだ……」

    (●△●)「……そうだね」

    レイェフスキとジガルスキは、フランス降伏の後、イギリスに亡命し、暗号解読に従事していた
    しかし、その暗号はエニグマではなく、彼らの能力に見合わない低レベルなものだった
    ブレッチリー・パークが彼らを採用しなかった理由は不明である




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    第六話はこちら

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    名無しの歴史部員 2017/08/25(金)22:45:11 ID: ID:sNn

    なぜ、タニーがエニグマより解読し難いのかというと、暗号機の現物を手に入れられないからだ


    エニグマ暗号機は、ドイツ軍の内通者、ピンチから、その構造を知ることができた
    だが、タニーは上層部間の通信にしか使用されない――いわば、トップシークレットであるため、秘密裏に回収することはほぼ不可能だった

    そして、暗号文もエニグマのそれとはまるで違う
    エニグマは、1文字が別の1文字に換字されるが、タニーでは、1文字が5つの数字(1と0のみ)に換字される

    内部構造の複雑性は言うまでもないだろう
    カイ・ローター5個、サイ・ローター5個、モーター・ローター2個、計12個のローターが、エニグマとは違うルールで文字を換字する
    ループ構造を元にする『ボンベ』でタニーを解読することはできない


    実を言うと、戦争前には、エニグマ暗号機の技術は古いものとなっていた
    より洗練された技術と理論によって、エニグマを凌ぐ安全性を付与された暗号機
    それが『タニー』だ




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    第五話

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    名無しの歴史部員 2017/08/23(水)22:25:18 ID: ID:wDu

    ( ゚∀゚)「こいつが『ボンベ』か……なんか、縦に3つ並んだ筒が、横にずらっと並んでいるな」

    彡(゚)(゚)「これは疑似ローターや。3つの筒が1つのエニグマになっとるわけやな」

    (☆…●)「仕組みが気になるな……簡単にでいいので教えてくれないか」

    彡(゚)(゚)「了解や」

    彡(゚)(゚)「まず、解読機と銘打っとるが、なにもスカンピンで解読できるようなハイパーマシンやない。解読するにはクリブが必要や」

    彡(゚)(゚)「クリブをどういうふうに使うかっちゅうことやが……ポーランドの解読法を覚えとるか?」

    (☆…●)「確か、6文字暗号の中からループを見つけ出したのだったな」

    彡(゚)(゚)「せや。連中はx文字目とx+3文字目の対応から、ループ構造を見出したわけやけど……」

    彡(゚)(゚)「ワイは、暗号文と平文の対応からのループ構造を利用しようと考えたんや」

    彡(゚)(゚)「いくら、エニグマの構造や送信方法が変わろうが、暗号文と平文だけは絶対あるしな」




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    第四話はこちら


    216
    名無しの歴史部員 2017/08/20(日)22:18:08 ID: ID:5XF

    イギリス ブレッチリー・パーク 政府暗号学校



    校長「……次は数学者か」

    校長「まったく、面白い顔ぶれだな。言語学者、古典学者の採用はわかるが……」

    校長「チェスのチャンピオンに、クロスワードの名人だと? 暗号解読に関係あるのか……?」

    戸<コンコン

    校長「お、時間丁度だな。入りたまえ」

    校長「さて、その椅子にかけてくれるかな? まず君の名前を聞こうか」



    彡(゚)(゚)「私の名前はアラン・チューリング。数学者です」




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    第三話はこちら

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    名無しの歴史部員 2017/08/17(木)22:25:54 ID: ID:1M2

    (*^◯^*) ペラペラ

    (*^◯^*)「ん、今日の日鍵は『3-1-2』の『M-W-C』なんだ」

    (●△●)「了解。んじゃローターを動かして……」

    (●△●)カシャカシャ

    (●△●)「よし、プラグボードの配線は特定したよ」

    (*^◯^*)「あとは、メッセージ鍵を解読して……」カシャカシャ

    (●△●)「その鍵で、それぞれの暗号文を解読……と」カシャカシャ

    (*^◯^*)「ふむふむ……今日も特に目立った動きは無さそうなんだ」

    (●△●)「いやぁ、敵の動向がわかる安心感たるや、解読前には味わえなかったものだね」

    (*^◯^*)「今にドイツ軍が襲ってくるんじゃないかとビクビクしてたのが嘘みたいなんだ」


    エニグマの解読システムが確立したことによって、ポーランド軍の対外的な緊張は和らいだ
    対ドイツにおいて、不意を打たれないというアドバンテージは、彼らにこの上ない安堵感を与えたのである




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