1:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:48:48.00 ID: ID:fRTdKJl5
ンゴ・・・・
伊達 政宗(だて まさむね)は、出羽国と陸奥国の戦国大名・伊達氏の第17代当主。近世大名としては仙台藩の初代藩主である。幼名梵天丸。没後は法名から貞山公と尊称された。幼少時に患った疱瘡(天然痘)により右目を失明し、隻眼となったことから後世独眼竜の異名がある。
2:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:49:29.86 ID: ID:fRTdKJl5
俺は今、伊達家当主の25歳です
当たり構わず喧嘩を売るのが好きなのだが、特に大勢力に噛み付くのが好きだった。
だから大法螺をバンバン家中でも吹きまくってたんだ
特に俺が好きなのが『○○ンゴwwwwwwww』というネタだ
最初は家臣の奴に『秀吉ンゴwwwww』とか『佐竹ンゴwwwwwwww』って感じで言いまくってた
でも、俺は知らなかったんです
それが、調子に乗りすぎだということを。
3:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:49:47.30 ID: ID:fRTdKJl5
小田原征伐のときも『秀吉ンゴwwwww』ってやってた
領地拡大しか考えてなかったから、秀吉の実力を考えたことはなかった
でも、西国に俺の真意を知ってる人はいなかったから、最初はバレなかった
でも、秀吉軍団が『○○ンゴwwwww』について調べてしまった
でも、俺まで辿りつけないと、俺は思った
でも、あっさりとたどり着き、俺は関白に逆らった逆賊の汚名を挽回した
4:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:50:03.09 ID: ID:MFuqZRTO
5:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:50:03.79 ID: ID:fRTdKJl5
まず、小田原に参陣した
権威だけじゃなくて、用兵にも精通してる豊臣秀吉は、俺のヒーローでした(大嘘)
やっぱり秀吉は(おもしれーわ)と思わず秀吉絶賛の言葉を小田原でも使っていました
秀吉軍団も、少しずつ俺を認め出しました。
でも、事件が起きたんです。
葛西大崎一揆、自分が起こした事件は今ではそう呼ばれているんだ
6:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:50:24.69 ID: ID:fRTdKJl5
思い出したくもない
1591年、、米沢城主だった俺はおとなしく領国を経営していた
ほっとくとなにをしでかすかわからないから、隣国の蒲生(相当うざい♪)に睨まれていた
俺「氏郷ちゃん良い匂いするンゴ~wwwwwww(真顔)」
氏「ちょwwwやめてよwww(真顔)」
こんな感じで過ごしてたら、なんとなくだが
なんとなくだが、一揆を扇動してみたくなったんだ
7:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:50:39.57 ID: ID:fRTdKJl5
農民や不平浪人の不満と鬱憤で「ンーゴンーゴンゴ新領主♪」って暴れまくる一揆を扇動することだ
俺はこれで家中から『奥州の王(キング)』と呼ばれていた
小田原征伐で会津を没収されてたので、一度やってみたかった
・・・手が震えた
汗もかいた
それでも、葛西大崎旧領が欲しかったんだ
だから、俺は煽った。全力で煽った。
企みが漏れていることにも気が付かずに、扇動の隠密を送った
9:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:51:21.68 ID: ID:fRTdKJl5
俺は奥州の王として、新たな領地を手にいれたと思った。
だから、まったく悪びれず、俺を見る京童を睨みつけながら米沢に戻った。
東国の視線が俺に集中する。
誰も、なにも言わない。
これはおもしれーわと思った俺は『ン~ゴ~(お~は~の要領で)』とおちゃらけた。
誰もなにも言わない。次の瞬間、奥州で一番いきがってる一揆勢の怒鳴り声が響いた。
一揆勢「俺達の旧領はどうなるんだよ! おい! おおい! おおおおおい!!!!!!」
蒲生さんは泣いていた。俺は一揆勢を睨みつけた。
10:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:51:38.83 ID: ID:fRTdKJl5
全力でいく、俺は心の中で皆殺しも辞さない覚悟をした。
一揆勢は俺の胸ぐらをつかむ。家康は、まだ来ていない。そこは奥州人だけの世界だった。
俺は一揆勢を全力で叩き潰した。全力すぎて多分、ほとんど全員死んでいたと思う。
奥州の王といきがってる一揆勢の合戦。奥州の緊張は頂点に達した。
俺「旧領くらいどうでもいいだろ!!!」
一揆勢「みんな楽しみにしてたんだぞ!!!!!!!」
怒鳴り合いの中、俺は渾身の力を込めて言った。
俺「葛西ンゴゴゴゴゴゴゴゴwwwwwwww大崎ンゴゴゴゴゴゴゴゴwwwwwwwwwwwww」と
12:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:51:53.85 ID: ID:fRTdKJl5
一揆勢「だってこいつがよ・・・」
家康「先に手を出したのはお前だろ」
俺「ン~ゴ~」
家康「お前もふざけるのもいい加減にしろ。おまえ、はっきりいって日本で浮いてるぞ」
まるで狸のような先生だと思った。
でも、地獄はこの先からだったんだ。
14:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:52:13.21 ID: ID:fRTdKJl5
いつもなら、家臣は俺に注目して俺から話を聞こうと集まっていた。
特に、俺の小姓軍団は俺に武勇伝を教えてもらおうと必死だった。
でも、誰も俺に反応しない。
誰も俺を見ない。
成実は一言「どうするんですか」とつぶやいた。伊達の家臣団に葬式ムードが漂っていた。
俺は、一人だった。
成実と仲のいい小十郎さんが俺に近づいてきた。
小十郎「終わったんだけど。秀吉はもう米沢を没収するって」
16:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:52:32.55 ID: ID:fRTdKJl5
俺のことを影で批判していることも知っていた。
ようするに、秀吉にンゴりはわからないのだ。
だから、俺は小十郎の言葉を信じなかった。
俺は秀吉に話しかけまくった。
でも、秀吉は答えてくれない。
――俺はキレた。
17:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:52:48.25 ID: ID:fRTdKJl5
陸奥に響く、俺の咆哮に東国の視線は集中した。
俺は髪を逆立て、秀吉さんに詰め寄った。
俺「なんで没収するだよ!」
秀吉「・・・・」
無視は継続している。
俺は何度も詰め寄った。そうしていると、豊臣の連中が浅野長政を呼んできたんです。
18:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:53:06.43 ID: ID:fRTdKJl5
もう俺をかばってくれなかった
そこからのことは覚えていない。
蒲生さんの重臣が米沢に来て、俺は米沢を追い出された。
俺は、岩出山に入った。
それから、主立った家臣が出奔するようになった。
やばい。
それから今日まで、俺は目立った行動を起こしていない。
19:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:54:00.59 ID: ID:3TXmnZCl
20:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:55:07.18 ID: ID:cVPJB0/v
21:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:55:24.77 ID: ID:dKfR5gDY
22:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:55:48.50 ID: ID:You2qu/4
23:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:55:55.72 ID: ID:lfnxAglC
サンキュー>>1
25:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:56:09.77 ID: ID:84PJCjxW
26:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:57:45.05 ID: ID:AybdtBCy
28:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:58:54.85 ID: ID:cVPJB0/v
ここ好き
29:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 10:59:11.68 ID: ID:N45Mznnw
30:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 11:00:08.46 ID: ID:aA5I4+hN
35:風吹けば名無し : 2012/07/28(土) 11:04:36.50 ID: ID:tLoGMBes
関ヶ原の戦いでも家康の指示無視して、攻めたりしちゃってるんですがねえ
引用元:伊達政宗「葛西大崎一揆を扇動した結果wwwww」