先発アフガン侵攻が大量失点、対西独も勢いを見せずベルリンの壁は崩壊しドイツ社会主義統一党 の惨敗だった
東側陣営に響く人民のため息、どこからか聞こえる「ソ連も終わりだな」の声
東欧が崩壊を始める中、かつての超大国の指導者ゴルバチョフ書記長は独り執務室で泣いていた。
WWⅡで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるワルシャワ条約機構・・・
それを今のソ連で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
2:名無しの歴史部員 ID: ID:qGg
どれくらい経ったろうか、ゴルバチョフははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいデスクの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、改革案を練らなくちゃな」ゴルバチョフは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、ゴルバチョフはふと気付いた
「あれ・・・?国民がいる・・・?」
3:名無しの歴史部員 ID: ID:qGg
千切れそうなほどに赤旗が振られ、地鳴りのように祖国は我らのためにが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするゴルバチョフの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ゴルビー、戦勝記念パレードだ、早く行くぞ」声の方に振り返ったゴルバチョフは目を疑った
「エ・・・エリツィンさん?」 「なんだハゲ、居眠りでもしてたのか?」
「シュ・・・シュシケビッチさん?」 「なんだゴルビー、かってにホーネッカーさんを引退させやがって」
「クラフチュクさん・・・」 ゴルバチョフは半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:ポーランド人民共和国
2番:チェコスロバキア社会主義共和国
3番:ハンガリー人民共和国
4番:ソビエト連邦
5番:中華人民共和国
6番:内川
7番:ブルガリア人民共和国
8番:ルーマニア社会主義共和国
9番:ドイツ民主共和国
暫時、唖然としていたゴルバチョフだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中根からグラブを受け取り、レーニン廟へ全力疾走する、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ユーラシア大陸で冷たくなっている独立国家共同体が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
4:名無しの歴史部員 ID: ID:jLW
ホンマ崩壊時混乱しまくってたし金もなかったのがわkる
14:名無しの歴史部員 ID: ID:qGg
領土の変換の動画みたいなのあったけど末期のソ連の領土ボロッボロで草も生えないんだよなぁ…
5:名無しの歴史部員 ID: ID:hw6
6:名無しの歴史部員 ID: ID:k1W
7:名無しの歴史部員 ID: ID:mqP
11:名無しの歴史部員 ID: ID:qGg
なお人口ピラミッド
8:名無しの歴史部員 ID: ID:Ngv
草
10:名無しの歴史部員 ID: ID:mus
12:名無しの歴史部員 ID: ID:rjh
文才ある
16:名無しの歴史部員 ID: ID:Mda
警察「国家機密漏洩罪で逮捕する」
17:名無しの歴史部員 ID: ID:EXP
18:名無しの歴史部員 ID: ID:qGg
アネクドートかな
>>17
ゴルバチョフ本人も一時期軟禁されたり散々すぎやで
19:名無しの歴史部員 ID: ID:dSe
ソ連が滅んだわけではない
という強弁すき
20:名無しの歴史部員 ID: ID:UtB
ソ連の消滅は条約で確認されてる定期
21:名無しの歴史部員 ID: ID:bkm
引用元:ソビエト連邦「どうすりゃいいんだ….」
sukenokiv
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