haiku (3)



1
名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

1 朝顔につるべ取られてもらひ水
2 ねぶらせて養ひたてよ花のあめ
3 白魚やさながら動く水のいろ
4 松島や鶴に身をかれほととぎす
5 象潟や雨が西施にねぶの花
6 憂ひつつ岡にのぼれば花茨
7 しをるるは何かあんずの花の色
8 雪とけて村いっぱいの子供かな
9 大晦日さだめなき世のさだめかな




 

2名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

1 朝顔につるべ取られてもらひ水

水を汲みに井戸へ行ったところ、
井戸に朝顔がからみついて愛らしい花を咲かせていました。
朝顔をむしって水を汲むのは無粋な上に花が可哀想なので、
水は他の方から貰うことにいたしました。




3名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

2 ねぶらせて養ひたてよ花のあめ

雨が花を育てるように、飴をしゃぶらせて大事に大事にお嬢さんをお育てなさいよ。




13名無しの歴史部員 ID: ID:laA

>>3
ねぶらせたろか




4名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

3 白魚やさながら動く水のいろ

水の中を泳ぐ白魚の何と透き通って美しい事か。
まるで水の色がそのまま動いているかのようだ。




5名無しの歴史部員 ID: ID:ZF4

9すこ




6名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

4 松島や鶴に身をかれほととぎす

松島の光景の何と雄大な事か。
ほととぎすよ、この松島にふさわしく、鶴の格好をなさいよ。




7名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

5 象潟や雨に西施がねぶの花

ねむの木の花が気だるそうに雨に濡れている、
象潟のヴェールをかぶったかの如き美しさは、
恰もいにしえのなやましき美女たる西施を思い出させることだ。




8名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

6 憂ひつつ岡にのぼれば花茨

物思いにふけりながら岡にのぼると、そこには野ばらが咲いていた




9名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

7 しをるるは何かあんずの花の色

しおれているのは、何を案じているのかね、アンズの花よ。




10名無しの歴史部員 ID: ID:WmM

月並み句やな




11名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

8 雪とけて村いっぱいの子供かな

雪が解け、里に春がやってきた。
村里は元気な子供たちの姿でいっぱいになったことだよ。




12名無しの歴史部員 ID: ID:eTY

9 大晦日さだめなき世のさだめかな

大晦日だけは変わらずやってくる。
どうなるか分からぬこの世のただ一つの定めというものだ。




14名無しの歴史部員 ID: ID:c9P

死にともな
嗚呼死にともな
死にともな
深き御恩の
君を思へば




15名無しの歴史部員 ID: ID:laA

酔うてこおろぎと寝ていたよ




16名無しの歴史部員 ID: ID:4Bd

高貴なスレ




17名無しの歴史部員 ID: ID:sUH

じゃあワイのおすすめ江戸俳句(川柳)

黒犬を提灯(ちょうちん)にする雪の道


通常ならば提灯の白い灯を頼りに暗い夜道を歩くけど
雪が降り積り、一面真っ白な今日の朝は、はしゃぐ黒犬を提灯にして歩いて行くんやでって歌

黒と白のカラーコンストラストを上手く使ってる




引用元:江戸時代の優れた俳句で打線組んだ