1：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:12:31 ID： ID:qTS
ハインリヒ4世「うるさいですね……」
グレゴリウス7世「あ、あぁ～ッ！」ジョニンジョニンジョニンッー！
ハインリヒ4世「はい、今日の執政は終わり。お疲れさまでした」
グレゴリウス7世「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数年前、念願のローマ教皇位に就いたのだが、『俗世の領主に聖職叙任権を握らせると教会が腐敗し、教皇の権威も侵されるのでは』
という懸念の声があり、結果、グレゴリウスが定期的にハインリヒちゃんの領土内から司祭をシコシコ任命させてくれるよう求めた。しかしハインリヒちゃんはなんだか
教会のことがキライみたいで、いつも勝手に聖職者叙任叙任したせいで、教皇に破門されまもなく退位退位なのだった。
グレゴリウス7世「あ、あぁ～ッ！」ジョニンジョニンジョニンッー！
ハインリヒ4世「はい、今日の執政は終わり。お疲れさまでした」
グレゴリウス7世「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数年前、念願のローマ教皇位に就いたのだが、『俗世の領主に聖職叙任権を握らせると教会が腐敗し、教皇の権威も侵されるのでは』
という懸念の声があり、結果、グレゴリウスが定期的にハインリヒちゃんの領土内から司祭をシコシコ任命させてくれるよう求めた。しかしハインリヒちゃんはなんだか
教会のことがキライみたいで、いつも勝手に聖職者叙任叙任したせいで、教皇に破門されまもなく退位退位なのだった。
2：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:12:57 ID： ID:Dth
ヤバスギでしょwwwwww
3：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:13:24 ID： ID:qTS
グレゴリウス7世「トホホ……ハインリヒちゃん破門されたら人権すら危ういのに聖職者叙任叙任はイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてハインリヒちゃんの対教会の姿勢をやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな～、ん？」
深夜なのに部屋の外から明かりが差し込んでいる。
深夜なのに部屋の外から明かりが差し込んでいる。
4：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:13:44 ID： ID:T7j
スレタイだけで草生えるわ
5：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:13:58 ID： ID:qTS
ハインリヒ4世「よいしょ……よいしょ……」
グレゴリウス7世（ハ、ハインリヒちゃんが、部屋の外で真冬なのに裸足でアタマ下げ下げの練習をしている！？）
ハインリヒ4世「ふぅ……こんなものですかね……。もっと赦したくなってもらえるように頑張らないと……」
グレゴリウス7世「ハインリヒちゃーん！」 バターンッ！
チノ「ひゃあッ！？」
グレゴリウス7世「ハ、ハインリヒちゃーん！ ごめんよーッ！ ハインリヒちゃんはもう丸三日もワイのために吹雪の中飲まず食わずで惨めったらしくアタマ下げ下げの練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ！
ハフッ！ハフッ！ ハインリヒちゃんの神聖でもローマでも帝国でもない良い国！」
グレゴリウス7世（ハ、ハインリヒちゃんが、部屋の外で真冬なのに裸足でアタマ下げ下げの練習をしている！？）
ハインリヒ4世「ふぅ……こんなものですかね……。もっと赦したくなってもらえるように頑張らないと……」
グレゴリウス7世「ハインリヒちゃーん！」 バターンッ！
チノ「ひゃあッ！？」
グレゴリウス7世「ハ、ハインリヒちゃーん！ ごめんよーッ！ ハインリヒちゃんはもう丸三日もワイのために吹雪の中飲まず食わずで惨めったらしくアタマ下げ下げの練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ！
ハフッ！ハフッ！ ハインリヒちゃんの神聖でもローマでも帝国でもない良い国！」
6：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:14:29 ID： ID:qTS
ハインリヒ4世「ど、ドサクサにまぎれてバカにしないでください！」
グレゴリウス7世「ご、ごめんねハインリヒちゃん……！」
ハインリヒ4世「べ、別に、アタマ下げ下げ練習するくらい普通です……。それが皇帝のお仕事なんですから……。それに、私はまだ若手で、叙任権が無いとあんまり周辺諸侯への影響力が大きくないから」
グレゴリウス7世「そ、その通りだよ！ ハインリヒちゃんはただでさえ権力基盤が貧弱なんだからなおさら教会の権威を借りないと不十分なんだよ！ あっ、そ、そうだ！ ハインリヒちゃんおてて出して！ 」
ハインリヒ4世「こ、こうですか？」
グレゴリウス7世「そう！ それじゃあ今から赦すからね！ ハインリヒちゃんのやわらかおててにショクッザイするからね！ ちゃんと受け止めてね！」
ハインリヒ4世「えっ、えっ？」
グレゴリウス7世「ウオーッ！ ハインリヒ！ 糞下手肖像画に赦すぞ！」ドピュドピュドピューッ！
ハインリヒ4世「ひゃあッ！」ビシャーッ
グレゴリウス7世「ご、ごめんねハインリヒちゃん……！」
ハインリヒ4世「べ、別に、アタマ下げ下げ練習するくらい普通です……。それが皇帝のお仕事なんですから……。それに、私はまだ若手で、叙任権が無いとあんまり周辺諸侯への影響力が大きくないから」
グレゴリウス7世「そ、その通りだよ！ ハインリヒちゃんはただでさえ権力基盤が貧弱なんだからなおさら教会の権威を借りないと不十分なんだよ！ あっ、そ、そうだ！ ハインリヒちゃんおてて出して！ 」
ハインリヒ4世「こ、こうですか？」
グレゴリウス7世「そう！ それじゃあ今から赦すからね！ ハインリヒちゃんのやわらかおててにショクッザイするからね！ ちゃんと受け止めてね！」
ハインリヒ4世「えっ、えっ？」
グレゴリウス7世「ウオーッ！ ハインリヒ！ 糞下手肖像画に赦すぞ！」ドピュドピュドピューッ！
ハインリヒ4世「ひゃあッ！」ビシャーッ
7：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:15:15 ID： ID:qTS
グレゴリウス7世「くっ、ふぅ……！ す、すっごい濃い赦しが出たぁーッ！」
ハインリヒ4世「ほんとうです……で、でもなんで……？」
グレゴリウス7世「それはね……チノちゃんの信仰心が、ワイに伝わったからだよ！ ハインリヒちゃんの保身の為なら藁にもすがる信仰心がね！」
ハインリヒ4世「私の信仰心……」
グレゴリウス7世「そう！ だから、俗世の領主なんて、二の次なんだよ！ 聖職者叙任叙任は、上手い人がやって、ハインリヒちゃんはその威光を笠に着て統治するのが一番気持ちいいんだよ！」
ハインリヒ4世「か、笠に着てって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、統治に付き合ってもらってもいいですか？」
グレゴリウス7世「もちろん！」
その後、教皇は赦された瞬間手のひらを返したハインリヒちゃんのおててに落ち、次の年の朝にはローマを追い出されていた。
でもまぁ、その日以来、諸侯の反乱を潰そうをしたときにハインリヒちゃんの次男が「隙です」と反逆してハインリヒちゃんも廃位になったので結果オーライ！ 終わり
ハインリヒ4世「ほんとうです……で、でもなんで……？」
グレゴリウス7世「それはね……チノちゃんの信仰心が、ワイに伝わったからだよ！ ハインリヒちゃんの保身の為なら藁にもすがる信仰心がね！」
ハインリヒ4世「私の信仰心……」
グレゴリウス7世「そう！ だから、俗世の領主なんて、二の次なんだよ！ 聖職者叙任叙任は、上手い人がやって、ハインリヒちゃんはその威光を笠に着て統治するのが一番気持ちいいんだよ！」
ハインリヒ4世「か、笠に着てって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、統治に付き合ってもらってもいいですか？」
グレゴリウス7世「もちろん！」
その後、教皇は赦された瞬間手のひらを返したハインリヒちゃんのおててに落ち、次の年の朝にはローマを追い出されていた。
でもまぁ、その日以来、諸侯の反乱を潰そうをしたときにハインリヒちゃんの次男が「隙です」と反逆してハインリヒちゃんも廃位になったので結果オーライ！ 終わり
8：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:16:43 ID： ID:TYz
神聖でもローマでも皇帝でもない
9：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:16:58 ID： ID:Dth
唐突にチノ出てきて草
10：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:18:21 ID： ID:yKn
チノちゃんの信仰心に救われる子供の落書きみたいな肖像画の皇帝
11：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:20:32 ID： ID:11o
唐突なチノで草
12：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:24:35 ID： ID:6yD
チノちゃんは1077年から存在していた…？
13：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:26:17 ID： ID:qJk
濃い赦しとは…
14：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:29:21 ID： ID:6yD
ちゃんと最後に皇帝が一転攻勢している ＋1077点
15：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:54:51 ID： ID:tN0
聖人さまさまやね
16：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:56:59 ID： ID:94L
チノちゃんを信仰しろ
17：名無しの歴史部員 2018/11/19(月)23:59:45 ID： ID:4eB
ごちうさは歴史の勉強になるなあ
引用元：グレゴリウス7世「神聖ローマ皇帝ちゃん！勝手に聖職叙任しないで！」
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sukenokiv
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