3:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「内容としてはビスマルク級×2、シャルンホルスト級×2、それとヒッパー級重巡のオイゲンを中心とする艦隊をイギリスの向こう側の大西洋に派遣、新大陸や植民地からの補給を遮断する、というものや。」
4:名無しの歴史部員
彡(^)(^)「まぁちょび髭伍長が海軍との約束を破って開戦したから計画はご破算になってもうたけどな。」
5:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「んで結局ビスマルクとプリンツ・オイゲンの2隻のみが出撃したんや。」
彡(`)(’)「こんなんで天下のロイヤルネイビーに勝てるわけないやろ!(結果を知るもの特有の暴言)」
7:名無しの歴史部員
ぜひ続けてクレメンス
8:名無しの歴史部員
ありがとうやで
彡(゚)(゚)「んで、出撃後数日で英重巡やスウェーデンの軽巡に発見された。当然英戦艦部隊に追跡され、遂に戦闘になったんや。」
彡(゚)(゚)「これがデンマーク海峡海戦やな。」
彡(゚)(゚)「当然戦力的には戦艦1、巡戦1、重巡2、その他駆逐艦複数の英艦隊が有利やった。」
10:名無しの歴史部員
巡戦フッドは水平防御が弱く、POWは実は未完成、北海の荒波で駆逐艦は戦力にならんかったんや。」
彡(゚)(゚)「砲弾の落下角の大きい遠距離戦ではフッドは水平防御をブチ抜かれ得るからこの時英艦隊は中~近距離戦を望んだんや。」
彡(゚)(゚)「つまり独艦隊に対し最短距離で突っ込む必要が、そしてそのためには独艦隊の正確な位置を知る必要があったんや。」
11:名無しの歴史部員
12:名無しの歴史部員
暇しとるときについ思い立ってしもうたんや
彡(-)(-)「しかし英軍は独艦隊を見失ってしまうんや。そして気づいた時には両艦隊は同行戦の形になっとった。これじゃ距離を詰めてる間にバカスカ打たれてまう最悪の形態や。」
彡(゚)(゚)「で、実際そうなった。更にフッドは艦型のよく似たプリンツ・オイゲンをビスマルクと誤認してしまうんや。結果フッドとPOWはビスマルクに集中攻撃が出来んかった。」
15:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「例えばビスマルクの主砲、こいつは軽量高初速の大砲なんや。」
16:名無しの歴史部員
18:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「しかしこれは遠距離視界の利かない北海では非常に合理的なんや。水平に着弾する砲弾はビスマルクの強く傾斜した内部装甲を貫通できん。」
21:名無しの歴史部員
22:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「で、英艦隊はビスマルクに接近するも有効打は与えられんかった。1発を除いてな(後述)」
23:名無しの歴史部員
彡(-)(-)「最悪なことに副砲弾庫は主砲弾庫を囲うように配置してあった。主砲弾庫も誘爆し、フッドは轟沈してしまったんや。」
24:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「しかしビスマルクも無事では無かった。特に痛かったのがさっきチラッと書いた1発、艦首に命中し燃料タンクを破壊した1発や。」
27:名無しの歴史部員
28:名無しの歴史部員
29:名無しの歴史部員
彡(^)(^)「まぁ8隻のUボートのうち5隻が帰投中の艦でさらに内2隻が魚雷切れだったんは秘密やで。」
30:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「そして空母ヴィクトリアス搭載のソードフィッシュがビスマルクに魚雷を命中させたんや。」
31:名無しの歴史部員
32:名無しの歴史部員
(`・ω・´) 「どうせまだ英艦隊の触接下にあるんだし戦闘記録を送信してもいいだろう。」
彡(゚)(゚)「このときの電波からビスマルクは再捕捉され 、足止めのための雷撃機隊をおくりこまれるんや。」
35:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「護衛の駆逐艦も付けずにただ真っ直ぐ進む両艦は潜水艦にとって格好の獲物やで。」
38:名無しの歴史部員
39:名無しの歴史部員
40:名無しの歴史部員
41:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「この後ビスマルクは触接中の英軽巡を追い払うんやけど、今度は駆逐艦の群に付きまとわれたんや。」
42:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「27日の朝、ビスマルクは戦艦ロドニーとKGV、重巡ノーフォークとドーセットシャーに捕捉される。」
43:名無しの歴史部員
44:名無しの歴史部員
46:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「あまりにも戦闘距離が近すぎて水面下の構造に被害が出なかったからやね。」
47:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「自沈処理と並行した英軍の攻撃によりビスマルクは10時40分に遂に沈没したんや。」
48:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「ビスマルク級の出来不出来のお話や。」
52:名無しの歴史部員
レナウン級(巡戦) 228mmー26000m
フッド (巡戦)305mmー210000m
R級・QE級(戦艦) 330mmー18000m
ネルソン級(戦艦) 356mmー15000m
KGV級(戦艦) 381mmー14000m
彡(゚)(゚)「ドイツ海軍がデタラメ言ってなければまぁざっとこんな感じの距離で装甲をぶち抜くことができたはずや。」
55:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「問題の英海軍の想定交戦距離は20000m、この距離やとちと厳しいんやな。」
彡(゚)(゚)「まぁ戦艦相手だとビスマルク級の速力30ノットで距離の主導権はドイツ側にありそうなんやけど…」
彡(゚)(゚)「ぶっちゃけドイツの機関は持病持ちやしなぁ…」
56:名無しの歴史部員
57:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「ビスマルク級の防御で参考にしたのは戦艦バイエルンのものや。」
58:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「更に舷側防御はともかく水平防御がアカン。降ってきた弾に機関より上をぐちゃぐちゃにされてまう。」
61:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「ビスマルク級がなぜ戦艦としては異例のインファイターになったか、おそらく設計能力が他国の20年前レベルで止まっとったからやろなぁ。」
62:名無しの歴史部員
63:名無しの歴史部員
64:名無しの歴史部員
航空機の時代ってことやな
67:名無しの歴史部員
いやそうじゃなくて
無防備にしすぎやろ
大和も武蔵そうやし
68:名無しの歴史部員
大和に関してはもう日本に護衛空母つけるほど戦力が残ってなかったからしゃーなし
69:名無しの歴史部員
大和武蔵に関しては米軍に対抗出来る航空戦力がもうなかった
71:名無しの歴史部員
レイテのときはそこそこの空母艦隊が一緒じゃなかったっけ?
73:名無しの歴史部員
瑞鶴とかはいたけど航空機の数がアレやったし熟練(キチガイじみた練度)の
パイロットがミッドウェーでいっぱい死んじゃったし
65:名無しの歴史部員
彡(゚)(゚)「長い割りにモヤモヤな終わりで申し訳ないがとりあえずここまでや。付き合ってくれてありがとうやで。質問あればできる範囲で答えるで。」
70:名無しの歴史部員
ビスマルクは「生存性」に特化してるってあったけど、それはWW2以後のアメリカの艦艇のように
ダメージコントロール重視がされていたって解釈でええんかな?
78:名無しの歴史部員
勉強になったで
90:名無しの歴史部員
91:名無しの歴史部員
勝ってもあること無いことボロクソ言われるイタリアェ…
93:名無しの歴史部員
負けるよりはマシだぞ
まぁ政治家は負けても一部の人間に全部押し付けられるから楽やし
軍人の中には政治家もいるから負けてないって擁護するバカもおるが
95:名無しの歴史部員
特にWW2は勝っても(大英帝国没落)負けても大損な戦争やったなぁ…
96:名無しの歴史部員
負けてもって簡単に言うけど負けたら焼け野原だぞ
94:名無しの歴史部員
97:名無しの歴史部員
フィッシャー提督の設計艦は装甲関係をよく言われるけど戦艦が沈みまくったユトランドでは英海軍は防火扉開けっ放しだったってのも原因の一つだとか
100:名無しの歴史部員
なお
108:名無しの歴史部員
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この形式だとかえってわかりにくいぞ